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質問内容を時系列でご紹介
政策について

議員報酬3割削減、議員定数の削減(令和4年度2月議会 88議席から79議席へ)を実行しています。より質の高い議会運営に向けてこれからも行動していきます。

地域の皆様にお会いしてお話しする機会を設けるために、中学校区毎に府政報告会を定期的に開催しています。よりよい住民サービスの実現のためには、まず地域の皆様のお声を聞いていくことが必要です。

大阪府は健康寿命延伸を目指しています。少子高齢化社会においては、元気な高齢者が増えていますが、核家族化も増え、高齢者の独り住まいの方も増えています。

いつまでも元気で住み慣れたまちで住み続けるためには、地域の皆さんに医療にすぐにかかれる環境と健康で毎日を過ごせる地域のコミュニティづくりが必要です。

男女雇用機会均等法が施行されて30年以上経過しても、まだまだ女性と男性の賃金格差はあり、大企業の役員や議員などもなかなか増えていかない状況にあります。

令和3年3月に大阪府次期中期計画に都市計画道路「天の川磐船線」が位置付けられ、令和3年12月には大阪府営住宅総合活用計画において、交野市内の府営住宅が「再編・整備」として集約建て替えに位置付けられました。


交番の整備計画 について
まず初めに、星田交番を含めた交番の整備計画についてお尋ねをいたします。
交番は、地域住民の安全と安心のよりどころとなり、住民の身近な問題や不安を解消する重要なものと認識しております。しかしながら、府下の交番を見ると、手狭な施設や老朽化が進んでいる施設が多いように感じます。
そこで、交番建て替えの基準や令和七年度における交番の整備計画について、警察本部長にお伺いします。
警察本部長(岩下剛)
交番の建て替えにつきましては、大阪府ファシリティマネジメント基本方針に基づいて行っており、更新時期については、建築後七十年以上を目標としております。
他方で、建築後七十年に満たない施設であっても、老朽化や狭隘化が著しく、修繕で対応できないものや公共事業などによる移転の必要が生じたものについては建て替えの検討をしております。
令和七年度当初予算における新規の建て替え交番につきましては、門真警察署古川橋交番など四交番の建築工事及び交野警察署星田交番など四交番の設計委託を計画しております。
私の地元にある星田交番は、長年にわたり地域住民が駅前への移転を要望しており、私が議員になってからも、星田七区長をはじめ星田駅北及び星田北土地区画整理組合の皆さん、星田駅前商店会など多くの関係者と共に移転、建て替えを要望してきました。
今回、地道な要望が実を結び、星田交番の移転、建て替えが実現する方向となりました。また、移転先となるこの土地は、星田駅北土地区画整理組合の地権者の皆様の合意として交番用地を捻出いただいたものです。反対運動などもあった中、ここまでまちづくりを進めてこられた組合の方々にお話をすると、交番の移転は組合事業の一環のようなものとおっしゃっており、府が星田交番の移転を進めていることを大変喜ばれておりました。
これからも、現交番周辺住民への丁寧な御説明など理解促進と、星田地域の安全のために、しっかりと事業を進めていただきますようお願いしておきます。
パーソナルヘルスレコードの普及と府の取組について
先月二月十三日、日本維新の会は、公的医療保険などの社会保険料の負担軽減に向けた改革プランの骨子案を取りまとめました。また、二月二十五日には、自民・公明両党と社会保険料の負担軽減策などについて正式に合意し、三党の協議体を設置することとなりました。
国民医療費が、二〇二二年度に過去最高の四十六・六兆円となるなど、年々膨張し続けていることを踏まえた具体策として、市販品で代替可能な薬を公的医療保険の対象から外すこと、応能負担を強化すること、そして電子カルテやパーソナルヘルスレコードを普及することの三つを来年度から実現可能な先行実施策として挙げていますが、この三つ目のPHRの普及に関する質問です。
まずは、パーソナルヘルスレコードについて御説明をいたします。
PHRは、体重や血圧、生活習慣など、医療機関の外で取得される健康情報を記録する仕組みです。
他方、EHRは、医療機関で取得されたデータを医療機関同士で共有するものです。
EHRとPHR連携により、個人を軸とした多様かつ時系列的な健康医療データの構築が可能となります。我が国において、PHRは民間事業者による個別の連携事例はあるものの、マイナポータル等を介してのEHRデータと連携する体系的な取組は未整備の状態であり、その取組はいまだ途上にあります。
私は、医療機関等を中心に、健康や生活に関わるビッグデータの利活用を図ることは府民の健康に資すると確信しており、府議会で毎年度、パーソナルヘルスレコード、いわゆるPHRなどを活用した健康づくり推進の重要性について質問をしてきました。
坪田部長におかれても、スマートシティ戦略部長就任後、全国に先駆けて大阪コロナ追跡システムを実装し、また令和三年度には、個人の健康・医療関連情報を企業が預かり、管理するとともに、本人同意の下、第三者機関に提供、分析し、社会全体の健康寿命の延伸を目指す大阪版パーソナルデータバンクの構想など、ヘルスケアの分野でも様々な施策を打ち出してこられました。
一方で、ヘルスケアデータというセンシティブな情報を扱うため、匿名加工を扱う次世代医療基盤法などを含め、取り巻く環境や、個人情報保護等の観点から課題も多く、当初の想定どおり進まなかった部分もあったと認識しています。
実際に、これら施策を推進する上でどのような課題があったのか、スマートシティ戦略部長に伺います。
議長(中谷恭典) 坪田スマートシティ戦略部長
スマートシティ戦略部長(坪田知巳) スマートシティ戦略部長に着任した令和二年度は、新型コロナウイルスの感染拡大時期と重なり、最初の仕事として大阪コロナ追跡システムを構築いたしました。導入当初は、一日に数万件の登録があり、他の都道府県も追随するなど、全国の先駆けとなる取組でございました。
このシステムでアラートを発出するには、感染者の情報が必要でした。しかしながら、例えば韓国では感染者の行動履歴などの個人情報を行政が強制的に入手できるのに対し、日本では法令上それができず、感染者自身が登録を行う仕組みとせざるを得ませんでした。このため、登録が進まず、アラートの発出が少なくなり、機能を十分に活用できませんでした。
国が構築した新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAが機能しなかったのも、同じ理由と認識しております。
また、大阪版パーソナルデータバンクの構想では、平均寿命、健康寿命の延伸のために、ヘルスケアデータを預かる情報銀行を担う民間企業と連携し、個人が自らのヘルスケアデータを活用して健康管理を行う仕組みの構築を目指しました。
しかしながら、データの活用には、個人情報の保護の観点から高度なセキュリティー等が必要であることに加えまして、個人情報の企業への提供に抵抗がある住民もいることから、民間の一部取組が撤退するなど、情報銀行そのものが市場に定着せず、構想が計画どおりに進まなかった経緯がございます。
ヘルスケアデータを取り扱うことに課題があることは分かりました。
しかしながら、PHRが広く活用される社会が実現すれば、様々な疾病と個々人の生活習慣などに応じたきめ細かい予防策を講じることが可能となります。例えば、将来、大阪府など広域自治体を通じて国が広くPHRなど健康に関するデータを収集できるようになれば、府民が自らの言わば健康の偏差値を確認し、それに基づいて提案される予防メニューを実行することができるようになります。
このように、個々人が健康を維持し続けることで、医療費削減にも貢献するスマートヘルスシティーが実現すれば、人口減少、少子高齢社会で厳しい状況にある日本の社会保障制度を救うことにもつながるのではないかと私は考えています。
一方で、PHRを活用したこれというモデルケースは、なかなか出てきていないのが実情です。PHRの活用について、どんな未来をつくっていけるのか、私の思い描く未来を大阪で実現することはできないのかと常々考えているところです。
大阪が指定を受けたスーパーシティーは、「データで拡げる“健康といのち”」をテーマに、ヘルスケアを柱の一つとして位置づけていますが、スーパーシティーによる規制改革等を通じたPHR等の活用に向けて、今後どのような取組を行っていくのか、スマートシティ戦略部長に伺います。
議長(中谷恭典) 坪田スマートシティ戦略部長
スマートシティ戦略部長(坪田知巳) スーパーシティーは、先端サービスと大阪広域データ連携基盤--ORDEN等により、データ連携・活用、そして規制改革を同時に展開することが特徴であり、ヘルスケアを柱の一つとして位置づけております。
PHRなど健康に関するデータを活用した健康づくりを社会実装するためには、規制改革に加え、職場における従業員の健康づくりなど、企業での健康経営の実践が必要でございます。このため、成長分野であり、健康づくりに寄与する治療アプリ、予防アプリ等の次世代スマートヘルスに着目し、資金面で支援するファンドと経営面で支援するラウンドテーブルを設置いたしました。
今年度からは、健康経営優良法人との連携等により、治療アプリ、予防アプリ等の社会実装を進めるプロジェクトをスタートし、来年度は、万博会場のみならず、ヘルス分野の国際展示会であるJapan Healthにおけるアプリの出展機会等を確保しております。
今後、治療・予防アプリ等から収集したPHRを基に、病気の予防や早期発見を中心としたサービスの充実を図るプラットフォーム構築に向け、企業等との連携を強化し、スーパーシティーによる当該分野の規制改革提案を目指してまいります。これにより、PHR活用モデルを大阪から発信してまいります。
今、スマートシティ戦略部長から、PHR活用に向けた規制改革や企業等との連携強化に取り組み、PHR活用モデルを大阪から発信すると御答弁をいただきましたが、PHRなどデジタルをキーワードにした府民の健康意識の向上や企業などとの連携モデルの創出など、様々な取組を通じて府民の健康づくりに大きく寄与することが重要です。
先日、知事と安野さんとの生成AIに関する対談も拝見させていただきました。府民の健康づくりへの行動変容等に寄与するPHRは、積極的に活用していくべきだと改めて感じています。
最先端のヘルスケア技術を活用した健康づくりを進めることが府民の健康増進に大きく寄与すると考えますが、知事の御認識を伺います。ぜひ、御自身のお言葉で知事の思い描く未来をお聞かせいただきたいと思います。
議長(中谷恭典) 吉村知事
個人の健康データ、いわゆるパーソナルヘルスケアレコードを基に最適なヘルスケアサービスを提供するということは、これは府民の健康増進に寄与する、そのことはもちろんであり、非常にここは重要なところだと思っています。また、新たなビジネスチャンスの拡大も期待もできます。まさに、大阪の未来を切り開くものの一つだと思います。
こうした考え方の下で、万博会期中、例えば大阪ヘルスケアパビリオンでは、来館者のPHRを基に、様々な未来体験を提供することとしています。万博後も、こうした最先端の技術を用いた次世代のヘルスケアサービスの展開を目指していきます。
現在では、どちらかというと、病院で治療すると、病院かそれ以外かという社会ですけれども、これからさらに超高齢化社会になっていく中で、できるだけ病気になりにくい社会をつくっていく、そして自分の健康情報というのは自分が管理して、自分がキャッチ、いろんなところでできるようにする。それは病院等の健診だけじゃなくて、まちなかでもいろいろキャッチできるようにしていくと、そして自分の健康を維持していくということが非常に重要だと思っています。
今のままでいくと、社会保険料もどんどん上がっていきますし、いかに健康で過ごすかということが非常に大事だと思いますので、この自分に関する健康の情報というところの在り方、そしてまた、それの集合体としてのビッグデータを国としてもうまく活用しながら、国民や、あるいは府民の健康増進に寄与するということが目指すべき方向性ではないかというふうに思っています。
そういった観点からも、様々なチャレンジがありますし、万博を契機に、府民や企業も巻き込みながら、次世代のヘルスケアに関する最先端の技術であったりサービス等の社会実装を進めて、スマートヘルスシティーを実現させていきたいと思います。
知事、御答弁ありがとうございます。私も、知事の思いに共感させていただきます。
大阪は、二〇二五年大阪・関西万博の開催都市となり、大阪ヘルスケアパビリオンにおいて、PHRポッドはじめ様々な企業と共に新しい技術を活用し、府民のQOLの向上にも貢献する未来のヘルスケアを体感できる場を創出します。
今後、事業を推し進め、課題を乗り越え、PHR活用の大阪モデルを発信することは、府民の健康寿命延伸とヘルスケアスタートアップの集積を促すことにつながります。
大阪が、スマートヘルスシティーとしてリードするよう、PHRデータを活用した健康づくりの社会実装が大阪で実現されるよう、府は部局間の人事交流を促進するなど、スマートシティ戦略部と関係部署との連携を強化しながら、官民の取組を進めていただくよう強く要望いたします。よろしくお願いします。
IRについて
大阪IRについては、二〇三〇年秋頃の開業に向けて、いよいよ本格的に動き出したところです。IR工事は、万博開催期間中も実施されるとのことですが、万博、IRともに重要事業ですから、それぞれが成り立つよう調整を図りつつ、着実に進めていかなければなりません。
先月、二月七日には、万博期間中の交通対策に関連して、対策会議が大阪市で開催されました。万博会場周辺の交通量をAIカメラなどでモニタリングをしながら対策を図るとのことです。
この交通対策を含め、万博開催期間中のIR工事について、どのような対策を実施することとしているのか、IR推進局長にお伺いします。
議長(中谷恭典) 坂本IR推進局長
IR工事については、万博への悪影響を防止するため、昨年九月に、工程調整と交通、騒音、粉じん、振動の五つの項目から成る影響低減策を取りまとめるとともに、この影響低減策を踏まえ、本年一月には、博覧会協会、国、府市、IR事業者、工事施工者から成る万博・IR連絡調整会議が立ち上げられ、IR工事と万博について、現在の状況に関する情報共有等が行われたところです。
また、交通対策については、大阪市が管理する道路の交通円滑化を図り、万博来場者輸送に資することを目的として、大阪市長をトップに市の関係局長で構成する大阪市道路交通円滑化対策会議が先般開催され、万博期間中にAIカメラ等を用いて日々の交通状況のモニタリング、分析、予測を行い、交通容量を超過する見込みとなった場合などに、物流車両やIR工事車両、一般交通を対象に、機動的に追加対策を実施することなどが確認されたところです。
IR工事で想定している追加的対策としては、万博来場者が特に多く見込まれる開幕、ゴールデンウイーク、お盆、閉幕付近などの期間について、IR関連工事の休工を増やすことなどを今後調整するとともに、交通容量を超過する見込みとなった場合には、工事車両の通行ルート、時間帯を変更することとしています。
引き続き、道路交通の円滑化をはじめ、万博への悪影響を防止するため、関係者の連携を密にしながら情報共有、調整をし、万博の成功、そして二〇三〇年秋頃のIR開業に向けて取組を進めてまいります。
今、御答弁がありましたように、万博開催期間中のIR工事に関しては、万博への悪影響を防止するため、関係者と調整などを行いながら進めているとのこと、よろしくお願いいたします。
大学生への理解促進について
府市では、IRの立地によって、年間約一兆円を超える経済波及効果が見込まれていることや、年間約九万人もの雇用が創出されることなど、IRによる様々な効果について情報発信を行っています。
地元企業や次代の担い手となる大学生など、それぞれの興味、関心に応じた情報を丁寧に発信することが必要であると私は考えます。関西二府四県の大学には約五十万人以上の大学生が在籍しており、IR開業を予定している二〇三〇年には、これらの学生が社会の中心で活躍されていることから、特に大学生を対象とした理解促進の取組が重要です。
そこで、次代を担う大学生らに対し、IRへの理解や関心を深めてもらうため、どのように取り組んでいくのか、お伺いをいたします。
議長(中谷恭典) 坂本IR推進局長
大学生を対象とした情報発信については、職員が大学に出向いて講義を行う出前講座を実施しており、令和六年度は十四回実施、また観光分野の専門家等を講師とする特別講義では、IRが多様な魅力を有する観光拠点となること、幅広い分野で質の高い就業機会が期待されることなど、IRについての理解が深まるよう取組を行っております。
さらに、今年度は、大阪、関西にある五大学四十一名の大学生が参加し、IR立地がもたらす大阪、関西の未来をテーマに、グループワークを通じて議論を深め、その結果を発表するワークショップを開催したところです。
ワークショップでは、大阪、関西の持つ魅力やIRの立地による意義や効果などについて、公共交通機関の充実や経済活性化により、生活水準が向上し、住みやすいまちが実現、観光業が活性化し、大阪、関西の魅力が伝えられる機会が増加、IRの収益の活用により、医療や福祉、子育てが充実といった意見があった一方で、オーバーツーリズムへの対策が必要との意見もあるなど、幅広い観点から活発な議論が行われたところです。
今後も引き続き、大学と連携をし、大学生がIRへの理解を深め、将来の活躍機会の一つとなることなども感じてもらえるよう、取組内容やプログラムを工夫しながら、効果的なアプローチを行ってまいります。
副首都大阪の発展を加速させるインパクトとして万博、IRの取組を進めてきましたが、これは全て次世代のために魅力ある大阪を次代へつないでいくためだと認識をしています。引き続き、取組、よろしくお願いをいたします。
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの運営に係る人材の育成について
支援センターについては、我が会派の代表質問でも取り上げ、危機管理監から、支援センターの機能強化と医療機関等とのネットワーク充実を図る旨の御答弁をいただいたところです。真に被害者に寄り添った支援体制の構築をお願いいたします。
さて、来年度から、新たな支援センターは連携型に移行するとともに、二十四時間三百六十五日の相談体制の運用が継続され、相談支援、同行支援、七十二時間以内の初期診療やカウンセリングが受けられるほか、相談者の医療費についても公費負担されることになっています。
一方で、支援センターの運営に欠かせないのは、運営を担う人材の育成です。相談支援や同行支援の機能は、支援員がいないとできないことであり、相談者に合った支援先につなぐためのコーディネーターや、支援員やコーディネーターを指導・助言するスーパーバイザーなどの人材の確保も非常に重要です。
そこで、ワンストップ支援センターの運営に必要な人材をはじめ、性暴力被害者を支援する人材をどのように育成しようと考えているのか、危機管理監に伺います。
議長(中谷恭典) 松井危機管理監
持続可能なワンストップ支援センターの運営のためには、支援員、コーディネーターやスーパーバイザー等のさらなる人材確保による相談支援体制の強化が必要と認識しております。
そこで、来年度からは、新たにスーパーバイザーを配置するとともに、二十四時間対応の支援員につきましては、性暴力被害者支援における正しい情報と知識、スキルを備えた人材育成に向けて、これまでSACHICOが独自に実施してきた養成講座を委託事業の中に組み込み、府として継続的に支援員を養成し、増強を行ってまいります。
また、性暴力の被害者に適切なケアを提供する性暴力被害者支援看護職、これを略称でSANEといいますけれども、このSANEの養成プログラムの受講費用となる経費も計上しており、今後、SACHICOや関係機関等の意見も踏まえながら、府として人材育成の充実に取り組んでまいります。
これまでのSACHICOの取組を生かしつつ、連携型として新しい仕組みに移行いたしますが、今後とも性暴力被害に対応できる専門的なスキルを持った人材の育成に努め、大阪府全体の支援体制を強化してまいります。
性暴力・性被害者のためのワンストップ支援センターの人員確保と人材育成は、最重要課題で急務です。関係する福祉専門人材など、御協力、御対応いただける団体や関係者へ、府から積極的に働きかけをお願いします。
また、こころの健康総合センターに移転後、連携型ワンストップ支援センターとなりますが、外部の有識者が参画する検討会議を、来年度、できるだけ早く立ち上げ、この検討会議の意見を踏まえて、支援センターの機能が果たせるよう、府が事業主体としてしっかりグリップをしていってもらいたいと思います。
さて、連携型ワンストップ支援センターで持続可能な支援体制を構築するためには、多数の協力医療機関の参画が必要ですが、現在、府の協力医療機関は十病院にすぎません。そのために、連携型でありながら、診療を補完すべく、診療医療機関を設置することとなっていますが、本来の連携型となるよう、多くの医療機関に参画いただけるよう取組を進めていただくよう要望をいたします。
あわせて、被害に遭われた方に真に寄り添い、安心安全に府域のお住まいの近くで相談対応できる体制となるよう、センターにおける相談や各種支援に係るコーディネート機能の強化についても積極的に進めるようお願いをいたします。
最後になりますが、委託事業としてのファーストステップを確実に実行し、府の責務を果たしつつ、持続可能な連携型ワンストップ支援センターの構築と環境整備に向け、スピード感を持って全力で取り組んでいただくよう強く要望いたします。
以上で、私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。